2011年02月17日
大河の一滴として
先週、撮影のために東京へ出張しました。
以前、鹿児島でウェディングプランナーとして一緒に仕事をしていた仲間の結婚式です。
一昨年のL.A出張といい、今回の東京出張といい、飛行機代や宿泊費を負担してまでこうして呼んでいただけるということは、カメラマン冥利につきるといいますか、これまで自分のやってきたことの証みたいなものなので、それはそれはとてもありがたいことです。
そしてなにより、出逢った頃は大学を卒業したばかりで、まだあどけなさを残す女の子だったのに、今はまるで別人のようにしっとりとした大人の女性へと成長し、そんな姿を見ることができてとても感慨が深く、胸がじんじんしてしまいました。
初めて会った新郎さんは私と同じ歳だそうで、気さくでとても感じの良い方でした。まあ、感じのいい彼女が選んだ人なんだから当然といえば当然です。
彼はテレビ局にお勤めだそうで、’92〜’93年ころにオリックスの球場でイチロー君を取材していたとのこと。お互いに面識はありませんでしたが、私もグリーンスタジアムへは頻繁に出勤していましたので、あの狭いプレスルームでは時として机を隣にすることもあったんだろうと想像を巡らせますと、こちらの方もそこはかとなく縁(えにし)を感じずにはいられませんでした。
そうやって、人と人はどこかで少しずつ繋がっていて、お互いに影響しあいながらやがて大きな流れとなって出会いや別れを繰り返していくんだろうなと最近つくづく感じます。
私もその大きな河の一滴として、互いに影響し影響される間柄であるということを自覚しながら、これから先も誠実に生きていこうと思いました。
○○ちゃん。結婚おめでとう。
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Posted by PHOTO STUDIO POPPO at 15:12
│ 屋久島・写真・エッセイ
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それは小さな水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだと、川の水を眺めながら ...
それは小さな水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだと、川の水を眺めながら ...
大河の一滴【本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]】at 2011年05月03日 13:38