2010年05月03日
憲法記念の日ですし

今日は憲法記念の日。
お店のブログってこともあって
日頃はあまりマジメなことも書かない感じになってますけど
こんな日くらいはマジメにいきたいと思います。
マジメ系、苦手な方は是非、ご退避願います。(笑)
ささ、はじめましょう。
憲法が施行されて63年になるんだそうです。
改憲論議も取りざたされている昨今、
ぼくは現行憲法が世界に誇れるすばらしいものだと思っておりますので
改憲には反対ですが、逆に、改憲の論議をして
何がすばらしくて、何をどうしたいのかを白日の下にさらすことは
大いにやってもらいたいと思っております。
改憲のテーマはズバリ、九条であることは
誰の目をもってしても今さら検証するまでもなく明らかなことでしょう。
問題は、その改憲論を提出したのが
戦争をしたくてしたくて仕方のない右の方にいる人たちですので
大変に困ったことです。
九条は世界史上、稀にみる条文で
「戦争なんかやんないよ!」
と、全世界に向け宣言しちゃってるすばらしい文言です。
ノーガード戦法。
NHKの大河ドラマで
坂本龍馬が勝海舟と交わした会話の中に
海軍を作って、日本は強いんだということを外国に示すことで
交戦することなく我が国を守ろう!
というシーンがありました。
確かに、今から140年程前の明治維新の頃でしたら
そういう考えもある程度仕方なかったことだろうと思います
結果、確かに国の独立はかろうじて保たれました。
たいへんにありがたいことです。
しかし、研いだ包丁は試し切りをしたくなるのが人情なのと同じように
持った大砲はどこかに放ちたくなるものです。
その結果は大変に愚かな結果であったことは
その歴史を知るみなさんに、今さら解説するまでもないことです。
「富国強兵」「戦争抑止力」
などという野蛮な愚策は、前世紀が我々に残した、いや、押しつけた
愚かなる遺産です。
地球には現在67億人もの人が住んでいるそうです(諸説あり)
その中で、アメリカという国は3億人しかいません。
そんな小さな国が今、世界のリーダーとして君臨しています。
世界通貨が『ドル』であることをみれば分かるでしょう。
2001年9月11日
ニューヨークで衝撃的な出来事が起こったことは記憶に新しいところですが、
その後のアメリカが取った行動をもって、何が世界のリーダーと言えるというのでしょう?
愚の骨頂もはなはだしい。
ぼくは、あのとき、世界のリーダーたるアメリカは
痛みに耐え、世界に不戦を宣言し、先方の侵した罪を
国際社会に問うべきだったと思っています。
それこそが世界のリーダーの役目だったのだと強く思うのです。
残念ながら自国の字も読めないような無学のブッシュには
識字率も低いような、かの国民を説得できるだけの知力はなかったことでしょう。
また、そんな人物をプレジデントに据えるほどの愚かな国民しかいないということです。
それが世界のリーダーたる、アメリカの本当の姿ではないでしょうか?
さて、そんな国、アメリカに第二次世界大戦の敗戦を受け、
事実上、植民地としての支配下に入った我が国ニッポン。
その我が国が事実上支配する植民地・沖縄に対し
戦後63年も経ったにもかかわらず、何の策も立てずに放置しております。
敗戦が分かっていながら、その時期を延ばすために
十数万の民間人を盾として、敵の戦車の前に立てた
我が国の歴代首相は、63年もの間、いったい何をやってきたというのでしょう?
日米安保植民地不均衡条約、または、「核の傘」の
下にいれば、軍隊を持たなくても安全だからいいじゃないか?
などという、アンポンタンなジー様が日本に多くいることは百も承知です。
そうでなければ、右民党がこんなにも長期政権を取ることはなかったはずだからです。
そういうジー様たちの持論はいつも
日本の独立を保つためには強烈な軍備が要るよ、金もかかるよ、どうするかね?
というチンプな考えのようですが、そういう議論はすでに140年も前に済みました。
今はアトムが空を飛びましょうかね?ていう時代。21世紀ですので
ここらで新しい議論をしませんか?
日本には憲法九条っていう、これからの世界に大変必要な
崇高なる精神があります。
世界に不戦を訴えましょう。戦うことは罪悪であると声高らかに宣言しましょう。
アメリカを正々堂々と批判しましょう。同時にその他の戦う人々に向けても同罪であると諭しましょう。
そして、最後は許しましょう。
今までのことはすべて水に流して、みんなでやり直しましょう。
ズルいことはカッコ悪いことだと諭しましょう。
抜け駆けはカッコ悪いよと諭しましょう。
そして、最後は許しましょう。
坂本龍馬はもういないけど
勝海舟もいないけど
鳩山や小沢じゃあ心許ないけど、谷垣もダメダメだけど、舛添もたいがいだけど
福島もオイオイだけど、志位はドンキホーテじゃないけど
だれも頼れる人はいないけど、
でもね、いちばん頼りになるのは隣に住んでるアナタだし、
たぶん、平和への想いは変わらないハズだし、
みんなで寄り添って、支え合ってる世の中ですもの
きっとダイジョウブ。
みんなで争いのない平穏な世界を作りましょう
以上、憲法記念の日スペシャル
マジメばーじょんブログでした。
こんな日くらいはちょっとだけ熱い論調を許してね。
ご精読ありがとうございました。
おしまい。
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Posted by PHOTO STUDIO POPPO at 10:13
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