学問のすすめーのすすめ

PHOTO STUDIO POPPO

2010年08月03日 00:15



みなさんこんばんにゃ。 あづいっスねぇ。 うだうだしますなぁ。
ま、いっス、夏だもの、ちっとくらいは暑くなきゃ〜ね〜

それはそうと、今日は超マジメにいきます。
この手のマジメバージョンが苦手な方も、今回だけはガマンして
今日のこのブログをちょっくし読んでくださいな。

それではいきますね。本日は本のご紹介です。
はい。慶応義塾創始者@福沢諭吉大先生のお書きになられた
『学問のすすめ』でございます。
みなさん、知ってますって。ねぇ〜? 
今さらなにをバカなことを……
じゃ〜、ないですよ。 マジで。
みなさん、読んだことあります?この本。
恥ずかしながら、ボクは先日、生まれて初めて読みました。(スミマセン)

だって、130年も前に書かれた古い本ですし、
文語体で書かれてるから、読みにくいったらありゃしない。
それに、なんてったて、今の時代にゃ〜合わねえ〜よ、
ジー様のジー様くらい昔の話じゃん。
て、思ってましたからね。

でも、これ、現在の日本の姿を書いてますよ。しっかりと。
ノスタラダムっすより正確に130年後の日本を想像して書かれてます。
びっくりです。

その一部を抜粋して、ボクなりに勝手に翻訳してみます。

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※天は生まれ出た人間に、予め身分の上下など付けてはいない。
(中略)人は学問を「する」か「しない」かによってのみ、その格差が生まれるのである。
(中略)無学のものは、無学のくせに欲は深く、子供はよく生むけれども
その子供を教育する方法は知らない。(中略)
しかも、そういう輩の子孫が増えれば増えるだけ国益は下がるのみである。
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先日、大阪にて二児の母親が育児放棄の末、我が子を餓死させるという
とても信じ難い、考えるだけで胸の苦しくなるような、痛ましい事件が報道されました。
報道されたことだけを一元的に信じることには危険が伴いますので
このことに関して、憶測を含め一切の言及は避けたいと思いますが
最近、そういう事件が多すぎるような気がしてなりません。

石諌(せっかん)と称して、我が子を洗濯機に閉じ込めて回してみたり
腕が折れるまで虐待した挙げ句、病院にも連れて行かず
曲がったまま骨がくっついてしまったり
どうしてそんな惨いことが平気でできるのしょう?
こんなことが生身の人間として、本当にできるのでしょうか?

福沢先生は130年も前に、日本の未来を想像し、
現代の日本を憂えていらしたようです。

だ・か・ら
今、私たちは勉強しなければなりません。
子供たちに「勉強させる」のではありません。
ボクたちが、1から勉強をしなおさなければならないのです。
良い成績をとって、良い大学に進むことが目的ではありません。
ボクたちは今、100年後の未来に向け勉学をしなければなりません。

今、一番勉強をしなければならないのは「子供たち」ではなくて
ほんとうの勉強をしなければならないのは「ボクたち本人」だったのです。

読んだことのない方々は、まずこの本を読んでみてください。
斉藤孝先生が読みやすく現代語に翻訳されたものもありますし、
図書館も無料で貸し出してくれます。
買ったってほんの数百円のものです。

こんなにカンタンなことで子供たちの未来が買えるのなら
安い買い物です。 国家予算で国民一人一人に配ってほしいくらいです。

いや違いました。政治家なんかに頼ってはいけませんね。
先ずは読書です。
みなさんの力で、子供たちが安心して暮らせる将来を買いましょう。
あとのことはみなさんに委ねます。
どうか、100年後の未来のために、ご協力よろしくお願いします。



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