2009年11月30日

トイのカンサー

トイのカンサー


みなさま、こんにちは。 ぽっぽです。
11月は ぽっぽにとって一年で一番忙しい月でございまして、
今年もたくさんのお友達やお客さまに撮影に来ていただきました。
感謝、感謝です。 謝謝。

1998年の11月1日に創業しましたので、今年で丸々12年を経過し、
13年目に突入したということになりまする。

こんなに長きに渡って仕事を続けてこられたのは
支えてくださるみなさまのおかげに他なりません。
この場を借りて、謹んでお礼申し上げます。 あ〜た〜っす。

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さて、本日のお写真。
みなさんご存知でしょうか? 「トイのカンサー」。ご存知ない? 嗚呼。
一年間、どこからか見守っていて親の言うことを聞かなかったりすると、
この”てんご”に入れられて山に連れて行かれるという伝説の神様なのだけど
ご存知ない?嗚呼。 大晦日に家々を回って子供たちに良い子にするように諭す
こわ〜〜イ神様なのだけど?ご存じない? 嗚呼。
青年団がボランティアでやってることも? 怖いわりに目はやたらとやさしいことも?
地域の伝統であることも? 嗚呼・・・・

「トイのカンサー」とは、「歳(とし)の神さま」が屋久島風に訛ったもので
屋久島では地域ごとに、このような風習がまだ残っているところがあって
八百万のカミがみんなを見守っていてくれることを、乳飲児の時分から
しっかりと伝えていくという伝統行事です。
このようにして、島の伝統は脈々と守られているわけです。
屋久島がカミの島と呼ばれる所以です。

この写真は1997年頃の作品で、これ以降は
年末年始も(成人式の撮影等)仕事してましたので屋久島には
帰れておりません。
今年もありがたいことに年末年始とも撮影が入っておりますので
写真のような光景を直接見ることはできませんが
今年もやさしい目をした怖〜いカミさまが、村々を回っていくことでしょう。

2009年も残すところあと1ヶ月となりました。
道路を車で走っていても、なんだか慌ただしい雰囲気が伝わってきます。
みなさまも、どうかお気をつけくださいませ。






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◇このたびホームページの改装に伴いブログを新規サイトに移動しました。そのため当ブログは休止いたしました。新しいサイトでこれまで通りに活動しておりますので、みなさまには大変お手数ですが下記ページよりアクセスしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
トイのカンサー
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Posted by PHOTO STUDIO POPPO at 10:55 │ 屋久島・写真・エッセイ

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