2010年10月27日
真面目ブログーその参

みなさん、こんにちは。ぽっぽです。
真面目ブログその参をやります。
今日は前回残りの
4)アーティスト活動について
5)マスコミについて
をやります。
例によって真面目バージョンの苦手な方はさようなら。また次回逢いましょう。
4)アーティスト活動について
世界が暴力のない穏やかな住みやすい場所になるために、ボクたちに何ができるかを考えて、世界の人々と手をとりあって平和な世界を創っていきたい。というテーマでやってます。
具体的な活動はこのブログがメインです。写真を生業としておきながら残念なことですけど、写真だけでこのメッセージを表現しきれないんですよね。敗北宣言のようで嫌なんですけど。
以前にも書きましたけど、『戦争反対、戦争反対』と、日に三度唱えれば地球上から戦争が無くなるのであれば、喜んで今から必死こいてやりますけどね、現実はそうじゃない。
だとすると、どうにかして方法を見つけて平和な世界を目指さなくてはいけないと思うんですよ。
先日、日本の各政党の憲章を読んでみましたけど、どの政党にも同じことが書いてありましたね。
各宗教も同じで、例外なくこのことが目標として書いてあります。
『世界に平和を』
世界の人々の究極の目標でありながら、何百年経っても達成できないのは何でなんでしょう?
・・・とは書きましたが、このテーマについてはもっともっと長い長いテクストが必要になりますので、またいつか分割しながら触れていきますね。今回はここで止めておいて次にいきます。
5)マスコミについて
みなさんの中にご存知の方も多いと思いますが、ボクはかつて新聞社に所属していた時期がありまして、スポーツの取材を通していろいろなことを学びました。現場では自社や他社の先輩から新聞記者としての心構えをいろいろと教えていただき報道人として多くの経験をすることができました。
しかし、元ジャーナリストとして言うのもはばかられるのですが、ボクはマスコミの流す情報を一切信用していません。『一切』です。
それというのも、前回の記事で冒頭に述べました『正義』という概念があまりにも一方に偏ってしまっているために、全く信用できないのです。
例えば、9.11テロっていう事件がありましたよね、来る日も来る日も巨大なビルディングに旅客機が突っ込んで煙がモクモクとあがる映像が流され、崩壊したビルディングの下で決死の形相で逃げ惑う人々の映像が流され、次のショットでは黒ずきんに自動小銃を抱えた兵士が、死に怯え泣きそうな顔をした人質に命乞いをさせる映像を流す。で、最後にあご髭を生やしてターバンを巻いた男が出てきて「ジハード」を叫ぶ。
そんな映像を毎日流されて、それを見せられた民衆は、どういう感想を抱くのでしょうねえ?中立的な判断ってできるんでしょうか??
そもそも、本当にタリバンって組織がやった仕業なの?3歩譲ってまあ、タリバンがやったとして、イラクに攻め入る口実になったのは何故?最初からイラク攻めが目的の自作自演とかって可能性は本当に無し?逮捕したフセインって本物?影武者?とか、
そういう風にして、マスコミで発表したことを疑い出したらキリがないんですよ。だから、基本的に信用しない。と、
近いところでは、郵便の不正で起訴された郵政省のお役人がいましたよね?検察が証拠を隠滅したり、供述を脅し取ったりして起訴したけど、結局バレて無罪放免が決定したという事件。
この事件でも去年の事件発覚の時点では、この被告の役人はまるで犯人扱いで、周辺の聞き込み取材でも怪しい証言しか放映されませんでしたし、被告を扱う映像もまるで凶悪犯みたいな写真をわざわざ用意して発表してましたよね。家族旅行かなんかで満面の笑みを浮かべてる写真なんか決して出てきません。最近のニュースですので覚えてらっしゃるかたも多いと思います。
で、無罪が確定した途端、
『いやー、あんなに面倒見のいい先輩が犯人だとは最初から思ってませんでしたよー』
なんていう周辺取材が出てくる・・・
『オイっ!』とか突っ込みたくなりませんか?
そんなに簡単に証言が取れるんだったら最初から流せよ。 とか思ってしまうんですよ。
松本サリン事件で、第一発見者の方が日本中から犯人扱いされた時も同じ構図でした。あの時も日本全国で発見者は犯人扱いしてませんでしたっけ?
野茂さんがアメリカメジャーリーグに行きたいと言い出したときも同じように日本中でバッシングの嵐でした。ボクは野茂さんが人一倍ストイックに野球に取り組む姿勢を直接見て知っていましたし、朴訥(ぼくとつ)としてましたけど純粋な人だということを知っていましたので、心から応援していました。
が、世間ではまるで売国奴扱いで、悪人のレッテルを貼って二度と日本に帰ってくるな!くらいの勢いでアメリカにたたき出したのですよ。「送り出した」のではなく「たたき出した」のです。
その後に続く松井君や松坂君の成功により、アメリカ大リーグへの道を切り開いたパイオニアとして何事もなかったかのように報道されるわけですが、自分たちの犯した過ちを検証したマスコミが一件でもあったでしょうか?
まだあります、ドイツが核兵器を完成させたらしいぞ、早くこっちも作らなければ全滅させられてしまう! と、集められた科学者たちが人類破滅兵器を作り出したのがマンハッタン計画です。
そんなの昔話じゃないか、と言うことなかれ、
『大量破壊兵器があってヤバいらしいぞ』といって始まったのが2003年のイラク侵攻ではなかったか?
人々は歴史に何を学んできたというのだろう?何回同じ間違いを繰り返したら気が済むというのだろうか?
マスコミの重要性は当のボクもよく知っています。
政府が軍事独裁制に走ってしまわないように、政府の不正を厳しく監視して、告発するのがマスコミの唯一の存在理由だったはずです。
体制側のプロパガンダ(主義・思想の宣伝)として加勢してどうする?
マスコミの報道は一歩間違うとえん罪を生みます。世論を操作できるだけの強大な力を有します。バラエティーのアホ番組を見ている間はそうでもないでしょうけど、ニュースや新聞、報道まがい番組にはとても危険な思想が潜んでいるのです。ですからみなさん。慎重に。吟味して、疑いながらニュースは読んでいってくださいね。
と、こんな感じで真面目ブログ基本編を3回に渡って掲載してみました。
今後はこういう立ち位置を基本にして、いろいろと普段から考えていることを書いてみたいと思います。
本来なら、コメント欄とかも復活させてみなさんのご意見も聞きたいところではありますが、荒らしの方の書き込みも困りますし、変なスパムコメントとかの削除も面倒くさいので、コメント欄は無しとさせてください。
メールにてのメッセージは大歓迎いたしますし、返事もちゃんと書きます。必要な課題が出てきたらこのブログでも検証してみたいと思いますので、みなさんのご意見、ご感想は是非お願いします。(面倒くさいシステムですいません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇このたびホームページの改装に伴いブログを新規サイトに移動しました。そのため当ブログは休止いたしました。新しいサイトでこれまで通りに活動しておりますので、みなさまには大変お手数ですが下記ページよりアクセスしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

<PHOTO STUDIO POPPO公式ホームページ>
_
Posted by PHOTO STUDIO POPPO at 14:01
│ 屋久島・写真・エッセイ